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レスポンシブデザインでサイトを作るときに気を遣うこと

こんにちは、リアライズのウェブデザイナーのKです。

初めてホームページを作るお客様に言われるのが、「スマートフォンに対応していますか?」ということです。原則、リアライズで作るホームページはすべてスマホに対応しています。

スマホに対応させる場合、方法は2つあります。1つはアクセスするデバイスによって自動的に表示するサイトを振り分ける方式です。もっとも有名なのがヤフーニュースです。これはhttps://www.yahoo.co.jpにスマホからアクセスすると自動的にhttps://m.yahoo.co.jpに飛ばされます。対してパソコンからhttps://m.yahoo.co.jpにアクセスすると自動的にhttps://www.yahoo.co.jpに飛ばれてしまいスマートフォン用のヤフーニュースは見られません。

具体的な技術は省略しますが、単純にパソコン用とスマートフォン用の2つのホームページがあり、それぞれアクセスするデバイスによって振り分けています。

当然ながらサイトの制作も更新も、手間は単純に倍掛かります。ヤフーのように資本もマンパワーも余裕がある企業だからこそ出来ると言えるでしょう。

対してもう1つは疑似的にパソコン用のホームページをスマートフォン用に最適化さらる方法です。それが今回お話するレスポンシブデザインです。レスポンシブデザインが実際に日本でも流行り出したのは2013年ぐらいからであったと思います。それまではパソコン用ホームページをスマートフォンに表示させ、指で拡大してサイトを見ていたと思います。

ただ、2013年当時はまだレスポンシブデザインの技術が今ほど醸成されておらず、かなり表示に違和感があったのも事実です。それゆえ、この頃は栃木県内の企業でもパソコン用とスマートフォン用のサイトを2つ用意していた企業が多かったです。特に宇都宮市内のナイトワーク産業では完全にパソコンとスマートフォンを分けてサイトを作っている店舗が多く、リアライズもパソコン用とスマートフォン用のホームページを2つセットで売り出しておりました。

しかしながら、10年の時が経ち、今ではホームページをパソコン用とスマートフォン用に分けなくとも殆ど違和感がなく、表示が可能になりました。弊社のホームページもレスポンシブデザインで制作しております。

今回はそのレスポンシブデザインについてお話致します。

ウェブデザインの世界において、レスポンシブデザインはもはや一つのオプションではなく、必要不可欠な要素となっています。私たちウェブデザイナーは、画面の大きさや解像度が異なる多種多様なデバイスに適応するデザインを作り出すことが求められています。このプロセスには、特に注意を払うべき重要なポイントがいくつかあります。

まず、デザインを構築する際には、スマートフォン、タブレット、デスクトップなど、さまざまなデバイスに対応することが重要です。これは、単に画面サイズを調整するだけではなく、それぞれのデバイスの特性を理解し、最適なユーザーエクスペリエンスを提供することを意味します。たとえば、モバイルデバイスではタッチ操作が主流であるため、指で簡単に操作できるようなデザインが必要です。対照的に、デスクトップではマウス操作が一般的であり、より細かい操作が可能です。このような違いを理解し、それぞれに適したインタラクションデザインを行うことが不可欠です。

また、画像や動画の最適化も重要な課題です。高解像度のコンテンツはデスクトップでは魅力的に見えるかもしれませんが、モバイルデバイスではロード時間の遅延を引き起こす可能性があります。適切なファイルサイズとフォーマットでコンテンツを提供することで、どのデバイスからアクセスしても快適な閲覧体験を実現することが可能です。

フォントとテキストの可読性も、ウェブデザインにおいては非常に重要な要素です。異なるデバイスでフォントサイズや行間がどのように表示されるかを考慮することで、ユーザーがテキストを読みやすい状態を保つことができます。特に小さな画面では、大きなフォントサイズや適切な行間が読みやすさを大きく向上させます。

ブレークポイントの設定は、レスポンシブデザインにおけるもう一つの重要な要素です。ブレークポイントは、特定の画面サイズでデザインを変更するための基準点となります。これにより、異なる画面サイズに適応した柔軟なデザインを実現することができます。

最後に、パフォーマンスとアクセシビリティは、レスポンシブデザインを成功させるために不可欠な要素です。すべてのユーザーが快適にサイトを利用できるように、ロード時間の最適化やアクセスしやすいコンテンツの提供を心がけることが重要です。

これらの要素を総合的に考慮し、デザインの各ステージで適切な判断を下すことで、ユーザーフレンドリーで効果的なレスポンシブウェブサイトを構築することができます。ウェブデザイナーとしての私たちの役割は、ただ見た目を美しくすることだけではなく、機能的でアクセスしやすいウェブ体験を提供することにあります。

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