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10.142021
ホームページ集客とキーワード
企業のホームページには大きく分けて二つの意味合いがあると思います。
一つは社名を検索してヒットすればいいという、職業別電話帳タウンページ(若い方はもしかして知らないかも、笑)としてのホームページ。大手企業の下請け専門などの会社で取引先が固定されている会社に多く見られます。資金に余裕があり、是非とも立派なホームページを制作したいというのであればお止めはしませんが、正直費用対効果を考えると得策ではないと思います。よってこのような企業形態のホームページを制作する場合は機能を含めて最小限度のものでいいと思います。また。弊社でも無理にあれこれは勧めず、一番ベーシックなスタンダードプランをお勧めしております。
あくまでも個人的な意見ですが、この手のタウンページ型ホームページを制作するにあたって余計な機能を追加して値段を吊り上げる制作会社はあまり信用できないのではないかと思っています。
二つ目は当然集客をメインとしたホームページ制作です。
集客をメインとするのであれば重要なのは検索キーワードです。検索キーワードがズレていると綺麗なホームページは出来上がったもののまったく効果は表れないということに陥ってしまいます。
一般的にリアライズにホームページ制作の依頼をされる方の大半が「地名+業種」で検索上位にヒットしたいという方が殆どです。我々自身もそうですが、この業種の部分には非常に頭を悩まします。例えばは我々制作会社の場合、「水戸 ホームページ制作」や「茨城 ホームページ制作」と調べる人が大半を占めると思われますが、ホームページ制作ではなく、ホームページ作成と調べる人も一定数存在します。また、最近ではホームページ制作ではなく、WEB制作と調べる人もいます。実際、高校の授業ではホームページとは呼ばず、WEBサイトと教えているそうです。もちろん、教える教師や学校のスタンスによっても違い、一概には言えませんが若い世代にはホームページというよりもWEBサイトといった方がなじみ深いかもしれません。
脱線ついでに言うと、ホームページとはWEBサイトのホームとなるページ、一般的にはトップページのことを言います。つまりホームページ制作という言葉をそのまま解釈するとWEBサイトのトップページを制作することとなり、高校でWEBサイトと教えるのは正しいです。よって外国ではホームページと言えばトップページのことを指し、詳しく調べたわけではないので不確かではありますが、WEBサイトのことをホームページなどと言っている国は日本ぐらいだそうです。
とはいえ、NHKのニュースを見ていても「詳しくはNHKのホームページをご覧ください」などと言っておりますから、殊日本国内に於いてはホームページで間違いないと言い切っていいでしょう。
そう、我々制作会社がキーワードとして考えた場合、広義では誤った使い方であってもホームページ制作というキーワードは避けて通れません。
このようにホームページ制作という言葉一つとっても色々考えさせられます。
とはいえ、キーワードの選定は大事だといってもそれだけに時間を取られていては本業がおろそかになってしまいますので効率よくキーワードを調べる必要があります。この際、一番いいのは来客したお客様にアンケートを取り、どういうキーワードを調べて自社に辿り着いたのか尋ねるというのがもっとも理にかなっていると言えるでしょう。
しかしながら、そもそもホームページからの集客がうまくいっていない企業、店舗であるとキーワード以前の話であったり、お客様によっては「えっ、ホームページあるの?」なんてことを言われてしまったりします。
その場合はネット集客がうまくいっているライバル会社のホームページを見てみるといいでしょう。ここから先は専門的な話になりますが、ブラウザ上で右クリックしてソースコードを見ればどういうキーワードでの集客をしているかというのが分かります。
とはいえ、これはあまりパソコンに詳しくない方であるとなかなか難しいです。
そこで便利なのがキーワード選定のツールを使うことです。弊社でももちろん利用しています。
キーワード選定ツールもたくさんありますがhttps://related-keywords.com/が一番使いやすいと思います。無料で使えるのでお勧めです。使い方は簡単、気になるキーワードを入れてエンターを押すと数百ものキーワードに関連する言葉が表示されます。もちろん、全部を取り入れる必要はありませんが、灯台下暗しで、その道の専門家だからこそ知らなかった、一般の方はこういう言葉で調べているのかと溜飲を下げることも多々あります。
よりよい集客を行うために是非一度使ってみてください。